お借りしている富士フィルムX-Pro1を持って、昼の街と夜の街を撮ってみました。お昼休みに汐留シオサイトの近代的な街並みと、帰宅がてら近所の駅前広場で夜景撮影してきました。その2
15622-1901-277144
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5月30日水曜日の朝です。
昨日の続きですが、みんぽすさんから、高性能ミラーレス一眼カメラの「FUJIFILM X-Pro1」をお借りしてのレポートの続きです。
まだまだ、操作に慣れていません。
取り敢えずは、以下のようにFUJIFILM X-Pro1を設定変更しました。
画像サイズは、L 3:2に設定しました。
画質モードは、Fine+RAWに設定しました。
ダイナミックレンジは、DR100のままです。
ISOの設定は、AUTO1600という、最高感度をISO1600まで自動設定するモードにしました。
フィルムシミュレーションは、一応、V:Velvia風にしてみました。
また、時々、PRO Neg.Hiにも設定変更します。
ハイライトトーンの設定を、-2(ソフト)に設定しました。
シャドートーンの設定を、+1(ミディアムハード)に設定しました。
ノイズリダクションは、-1(やや弱)に設定しました。
長秒時ノイズ低減は、OFFに設定ました。
実は、昨日の浜離宮恩賜庭園での写真が、唐突に、菖蒲園の様子。で終わってしまったのには分けがあります。
到着後、勘違いで、バッテリの充電を途中で止めてしまった為に、撮影の途中で電池切れとなってしまいました。
X-Pro1が、文字通り、動かぬ箱と化してしまったのです。
ということで、翌日用事があったので汐留シオサイトの汐留シティセンタービルに行くときに、
X-Pro1を持って、撮り歩きをしてみました。
明るいところでのX-Pro1は、OM-Dと同様に、ミラーレスカメラの現時点での上限でしょうが、
最高シャッター速度が1/4000秒までという制限があるので、あまり絞り開放近くでは撮れません。
しかし、少し暗がりや、曇っていれば、F2.8から、F1.8程度では撮れます。
出来るだけ、絞り開放F1.4で撮るように努力してみましたが、レンズの性能的には、
セオリー通りに2絞り絞ったF5.6あたりが良いようです。
Panasonicのフォーサーズ機種のL1/L10以来の絞り環がレンズにあるタイプですが、
このタイプは、非常に操作しやすいです。
カメラボディ軍艦部右上にあるシャッタースピードダイヤルをA位置に設定していれば、
絞り環の設定が、そんまま、絞り値になります。
慣れているダイヤル操作が良いと言い張るヒトもいますが、絞り環は直感的に操作できます。
一瞬で、希望の絞り位置に回すことも、慣れ次第で可能です。
絞り環をAの位置にすると、シャッタースピード優先となりますし、
シャッタースピード設定ダイヤルと、絞り環の両方をAの位置にすると、Pモードとなります。
両方をオートにすると、Pモードというのは、非常に分かりやすい機能配置だと、
L1の時に思った通りです。
X-Pro1のこのような設計に、世界初の思われる方も多いと思いますが、
ほぼそのまま、Panasonicのフォーサーズ機種のL1がデジタル一眼レフカメラ初期の絞り環の設計でした。
できれば、オリンパスでも賛同して、フォーサーズ機種、マイクロフォーサーズ機種の標準機能にして欲しかったですね。
追記:えがみ さんのご指摘で、伝説の名カメラ「CONTAX N DIGITAL」があったことを確認しました。
2001年発表、2002年発売で、当時としては画期的な35mmフルサイズ 600万画素イメージセンサーで、カールツァイス製CONTAX Nマウントレンズを利用できるという贅沢なカメラだったようです。
さて、昼間の顔だけでは、最近のカメラの実力は判りませんので、帰宅がてら近所の夜景を撮ってみました。
手振れ補正がない機種なので、最高感度ISO1600までの増感と、30mm F1.4レンズの絞り開放F1.4の明るさのお陰で、多くの場面では、街灯のお陰もあって、手振れなく(手振れが少なく)撮影出来たようです。
今回の撮影は、「FUJIFILM X-Pro1」+フジノン30mm F1.4レンズ(35mm換算ほぼ50mm相当)です。
1)汐留イタリア街を見上げて
2)カレッタ汐留ビル
3)日テレ広場を抜けていきます
4)日テレのからくり大時計。その1
5)見上げると。
6)日テレのからくり大時計。その2
7)日テレタワー付近で
8)新橋への地下大通路にて
9)某レストランの外にあるライトは、ワインの空瓶を利用した電飾です。
10)
11)新橋への地下大通路にて。その2
12)大きな吹き抜けにて
ここから、夕方というか夜ですが、帰宅がてら立ち寄った自宅近くの駅前広場からです。
13)シルエットと玉ボケと
14)花屋さんにて
15)花屋さんのお隣は八百屋さん
16)焼き鳥屋さんをみて
17)同じく振り返って
18)走る自転車
19)夕闇の空と広場にて
20)夕闇に浮かぶ
<<お知らせ>>
5月12日から、オリンパスデジタルカレッジの人物撮影講座エピソードIIが始まりました。
土屋勝義先生の人物撮影テクニック(東京)(4回講座)エピソードII
今回のスケジュールは以下となっています。
1回目 5月12日(土) 13:00-16:00 撮影 東京都内 ←新宿モノリス。
2回目 5月25日(金) 19:00-21:00 講義 新宿モノリスビル
3回目 5月27日(日) 13:00-16:00 撮影 東京都内 ←STUDIO STANDARD 玉堤B?
4回目 6月 8日(金) 19:00-21:00 講評 新宿モノリスビル
夏のオリンパス新製品の第一弾として、
「ハイグレード・ポートレートレンズ M.Zuiko ED75mm F1.8レンズ」が発表されました。
「ポートレート撮影をはじめ、スタジオ撮影、舞台、屋内スポーツの撮影などに最適な焦点距離
150mm相当(35mm判換算)の単焦点望遠レンズです。合理的なレンズ設計により、
大口径F1.8の開放からシャープでヌケのよい描写力を発揮します。
レンズ表面には反射防止コーディング“ZEROコーティング”を施すことで、
ゴーストやフレアの発生を極限まで低減させました。静止画も動画もスムーズに撮影できる、
高速&静音のオートフォーカス“MSC機構”を搭載しています。」
9群10枚(EDレンズ3枚、HRレンズ2枚)によって、軸上色収差と球面収差を補正しています。
絞り羽根9枚(円形絞り)、最短撮影距離84cm、フィルター口径Ø58mm
大きさは、Ø64x69mm(最大口径x全長)重さ305g
オプションのレンズフード「LH-61F」
オプションの金属製レンズキャップ「LC-61」
そして、オリンパスオンラインショップで予約キャンペーンが始まっています。
これは、3年間の保証を受けられる延長保証サービスに加えて、お買い上げ日から3年間で2回、ピントや絞りなど、指定する項目の診断と各部クリーニングを実施する無料診断サービス付きキャンペーンです。

OM-D E-M5ですが、OM-D本体、関連製品、全て、3月31日(土曜日)発売されました。
オリンパスオンラインショップでは、各モデル通常の販売を受け付けています。

オンラインショップでは、リニューアル記念キャンペーンを実施しています。
「対象期間中に、一回のご注文で5万円以上(税込)(※1)ご購入のうえ、応募された方にOMシリーズまたはPENシリーズのカメラがデザインされたプレミアム切手シート(非売品)をもれなくプレゼントしております。」
非常にマイナーなtipsですが、
OM-D E-M5でフォーサーズレンズをマウントアダプタ経由使用すると、AF精度が今ひとつのようです。
ざっくりとは合っているのですが、ここというピンポイントでは大抵外れています。
そこで、拡大AF機能を使用する方法の紹介と、
禁断の手段かもしれませんが、MFアシスト機能を使用してみています。
特に、Leica D Summilux 25mm F1.4のように明るい大口径レンズの場合には、
位相差AFでもピント合わせが至難だったりします。
同様に、コントラストAFで、明るい日中ですと、コントラストがなかなか付かないことが多いので、
AF合焦は一つの指針(目安)程度だったりします。
S-AF+MFを使用しても、EVFの原寸大表示のままでは、AF合焦以上の精度で、MFで合わせ込むのは困難です。
そこで、拡大してMFという機能が重要となってきます。
Fn2に、拡大AFという、ボタンを押すと、拡大表示する機能がありますが、
この操作を多用していると、撮影動作の流れ=手際の良い操作感を少しスポイルしてしまいます。
但し、この拡大AFの機能で便利なのが、緑の四角で表示されるAF枠の縮小表示です。
通常は、全画面の35分の1がAF枠となりますが、この拡大AF使用中は、
更に、拡大率(5倍、7倍、10倍、14倍)に合わせて、AF枠が縮小されます。
例えば、拡大率14倍にしてあると、全画面の1/35のさらに、1/14の小さな緑の枠がAF枠となります。
その小さな範囲にスポットでAF合焦するようになります。
また、当然ですが、その小さなAF枠のまま、全画面内を移動できます。
ここで、OKボタンを押すと、拡大表示に切り替わり、そのまま拡大中のAFも効くようになります。
なお、AF拡大率は、この拡大表示中に、ダイヤルで変更します。(5倍から、14倍まで)
この拡大AFは、慣れると便利ですし、かなり小さなAFターゲット枠を利用可能になりますので、
AFのままで、精度を高めるのに適しています。
また、MFアシスト機能のように、ピントリングと連動していないので、MFレンズでこそ価値が出て来ます。
なお、拡大AFとMFアシスト機能は排他利用のようで、拡大AF使用中はMFアシストは停止しています。
ある意味、MFアシスト機能の一時停止としても利用できます。
しかし、いちいち、Fn2を押したり、長押しして解除したりしては面倒な場合も多々あります。
そこで、活躍しそうなのが、MFアシスト機能です。
残念ながら、AFレンズにしか使用できませんが、AF合焦に関わらず、
ピントリングを少しでも動かすと、拡大表示(5倍、7倍、10倍、14倍)して、
MFでのピント合わせをアシスト(補佐)してくれる機能です。
詳しくは、E-meisterのMFアシストの説明から。
ただし、コレが最初に搭載されたE-P1の頃は、操作性が悪くて、
再度、シャッター半押ししてAF作動するか、一旦再生などして、MFアシスト状態を解除しないと
ならなかったのですが、最近は進化して、MFアシスト状態になって暫くすると(1秒程度)、
自動的にMFアシスト解除になって、構図を再確認できる=シャッターを押して撮影できるようになっています。
これで、撮影の流れは、スムーズに行えます。
1.通常にシャッター半押しで、AF合焦させる。
2.少しピントリングを動かして、拡大表示させる。
3.MFとして、ピントリングを動かして、とことん、ピントを追い込む。
少し待つ。
4.自動的に、1.のシャッター半押し状態に戻るので、構図を再確認する。
5.シャッターを押し込んで撮影完了。
惜しむらくは、MFアシストのピントリングのキャッチが敏感すぎて、
レンズの絞り羽根挙動などでも、反応してMFアシストが起動してしまい
勝手に、拡大と、縮小を繰り返したりします。
そういったときに、上記の拡大AF機能をオンにして、MFアシスト機能を一時停止するのもあります。
今後の希望としては。
A)MFアシストのピントリングキャッチの反応時間を調整可能にして欲しい。
あるいは、レンズ自体の絞り羽根動作での誤作動をさせないように対応して欲しい。
B)MFアシストの自動解除時間の指定(0.1秒から、0.1秒刻みで1秒まで、2秒、3秒、5秒など)
をお願いします。
このお陰で、明るいレンズでの日中や逆光でのピント合わせ込みが楽になりました。
現時点で判っているOM-Dのミニ知識。
○拡大時のシャッター半押し機能設定がありますが、標準では、mode1になっています。
mode1:シャッター半押しで、拡大表示をキャンセルして通常画面に戻ります。
mode2:シャッター半押しで、拡大したままAF動作します。
また、この機能は親指AF時にも連動していますので、mode2にしていないと、拡大表示時の親指AF操作ができなくて、使いにくいと思われます。
また、マニュアルフォーカス使用中で、拡大表示している場合にも、このモード設定によって、挙動が変わりますので、構図を直ぐ確認したい方は、mode1、拡大表示したままでピントを追い込みたい方は、mode2を選択する方が良いと思います。
○内蔵EVFのフレームレートは、ピクチャースタイルをi-Finish以外に設定している時に選択できます。
○また、内蔵EVFの高速フレームレートは、フルライムAF設定に優先する。
○さらに、内蔵EVFの高速フレームレート設定は、LiveView拡大表示中は、標準レートに下がる。
○2つのダイヤルの設定が、何も設定変更していない場合、
A/Sモードでは、前ダイヤルが露出補正、後ダイヤルが、絞り・シャッタースピード。
Mでは、前ダイヤルが絞り、後ダイヤルがシャッタースピードでした。
この配置は今までの機種で設定変更していたのとは逆なので、設定変更しました。
○Fn2ボタンは、初期設定でマルチファンクションになっていますのが、
この状態で、トーンカーブ表示されたハイライト・シャドーコントロール機能となっています。
前ダイヤルがハイライトの調整、後ダイヤルがシャドーの調整となります。
例えば、ハイライトを下げて白飛びを減らして、シャドーを上げて暗部を持ち上げて撮影が簡単にできます。
○電源スイッチは、E-3のような右下の位置です。
○デフォルトのピクチャーモードがNaturalですね。
これは、上記の高速フレームレートの設定ができる・できないにも関係しているようです。
できれば、i-Finishのままで、高速フレームレートの設定可能にして欲しいですね。
次期機種への課題ですね。
○また未確認ですが、撮影後の自動画像表示については、撮影確認を1秒以上に設定しないと直ぐ消えてしまって判らない状況になるようです。
ただし、9枚連写などの高速連写のためには、OFFか、0.3秒、0.5秒程度でないと表示が負担になりそうですね。
なお、OM-D E-M5の高感度画質向上の点から、オートISO感度の上限はISO1600の標準設定のまま、
ノイズフィルターの設定となる、長秒時ノイズ低減、高感度ノイズ低減はいずれもオフに設定しています。
この記事へのコメント
こうやって、写真を拝見すると、まるで別世界のように素晴らしいですね!
> Panasonicのフォーサーズ機種のL1がデジタル一眼レフカメラ初の絞り環の設計でした。
たまにはContax Nデジタルのことも思い出してあげて下さい。
日テレタワー付近
某レストランのライト
大きな吹き抜け
シルエットと玉ボケ
とても素敵です^^
今日も良き一日を♪
初めてこの汐留シオサイトを見ると、六本木ヒルズ以上に、未来的都市の情景に驚きます。
特に、少し離れて、高層ビル群を見ると、本当に、現代日本にいるのかを疑います。
バックトゥーザフューチャーの未来じゃないですが、中層階から、エアカーが飛び上がる光景が見えてきそうです。
えがみ さん、
ご指摘ありがとうございます。
CONTAX N DIGITALですが、すっかり、記憶の彼方に飛んでいました。
時代を先取りしすぎたアダ花となってしまいましたg、
今でも、立体感のある表現と、真っ白な白を表現できる数少ないデジタル機種だと聞いています。
ミノルタのαDigital7なども含めて、売れなかったけれど、カメラとしては良かった不遇の銘機でしょうね。
距離表示は、パナソニックが嫌がっているのか、パナのレンズは、フォーサーズ用レンズの途中から、
なくなっちゃいましたね。
たぶん、それなりの距離とのアバウトなキャリブレーションすら嫌がったのではと類推しています。
Sizuku さん、
写真をお褒め頂きありがとうございます。
これぞと思ってシャッターを切っているのですが、なかなか絵にならなくて、苦労しています。
また、よろしくお願い致します。