X-Pro1を持って、用事があって終業後に汐留から東銀座まで移動しました。曇りの日の夕方の憂いのある汐留から東銀座の光景を撮影してきました。その4

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6月1日、金曜日の朝です。
空は一面の雲で真っ白(というか、一面のグレイ)です。

そして、今日から6月、水無月です。
今日は、「写真の日」です。
イベントや、表彰式があるらしいですが、あまり、縁がないのでわかりません。(苦笑。


まだまだ、続きますが、みんぽすさんから、高性能ミラーレス一眼カメラの「FUJIFILM X-Pro1」をお借りしてのレポートの続きです。

前日の記事に追記して、写真の追加と、訂正を加えています。
白飛びの懸念に関しては、+1.0の露出補正をふまえて、追跡調査とします。
富士フイルムのコンデジと同様で、基本的に明るい方向に露出がでる傾向にあるので、
露出補正とのバランスで、無意識に白飛びに陥るコトがあり得ると言い換えた方が良いのかもしれません。
多分に、カラーリバーサル的な表現ですが、デジタルカメラ自体が、フィルムのラティチュードよりも
大分狭いダイナミックレンジしか持っていませんので、よく意識して使用すれば良いだけです。

また、昨日の追加に加えましたAdobe Camera RAW 7.1でRAW現像したワイシャツと自転車の一枚ですが、
十分に適正露出に調整できました。ほぼ、Camera RAWの自動調整だけでも収まっています。
RAWデータには、十分な階調が残っているので、富士フイルムらしさの問題はありますが、
JPEGではなくて、RAW現像を基本すれば、あまり、露出を考えなくても良いのかもしれませんね。

さて、29日の火曜日、用事があって、終業後に、東銀座のデニーズに行ってきました。
汐留からですと、新橋まで歩いて、電車に乗り継ぐよりも、直接歩いて行った方が早いです。
そこで、夕闇迫る曇りの日の汐留から、東銀座を徒歩で移動しながらのスナップからです。

X-Pro1は、手振れ補正もないですし、AFも素早くないですが、スナップには向いている気がします。
ミラーレス一眼の中では、大柄ですので、威圧感はギリギリない感じですし、あまり早くないAFですが、
それでも、EVFモードですと遅い感じですが、OVF(光学式ファインダー)モードで、構図だけ確認して、
パシャっと撮るには、素早く撮れます。
もちろん、ノーファインダーであれば、小気味よく撮れますね。
ただ、成功率は多少落ちます。

この日は、お日様もない曇り空でしたし、用事が済んで、デニーズを後にするときには小雨でした。
こういったときに質感ですが、なかなか良い感じです。
X-Pro1の面目躍如な感じがしました。

今回の撮影は、「FUJIFILM X-Pro1」+フジノン30mm F1.4レンズ(35mm換算ほぼ50mm相当)です。
1)立ち止まって、携帯に夢中なお嬢さん
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2)不思議な存在感
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3)カレッタ汐留の劇場前
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4)銀座方面へ
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5)歩道橋にて
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6)ここの歩道橋は、首都高の下を潜るように、多段式になっています。
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7)築地方面を見て
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8)空
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9)
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10)歩道橋が凄みがあって。
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11)
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12)
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13)
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14)
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15)タバコを吸う一団。
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16)デニーズの看板
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17)モノクロでデニーズ前にて
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<<お知らせ>>

土屋勝義先生の人物撮影テクニック(東京)(4回講座)エピソードII
今回のスケジュールは以下となっています。
1回目 5月12日(土) 13:00-16:00 撮影 東京都内 ←新宿モノリス。
2回目 5月25日(金) 19:00-21:00 講義 新宿モノリスビル
3回目 5月27日(日) 13:00-16:00 撮影 東京都内 ←STUDIO STANDARD 玉堤B?
4回目 6月 8日(金) 19:00-21:00 講評 新宿モノリスビル

夏のオリンパス新製品の第一弾として、
「ポートレート撮影をはじめ、スタジオ撮影、舞台、屋内スポーツの撮影などに最適な焦点距離
 150mm相当(35mm判換算)の単焦点望遠レンズです。合理的なレンズ設計により、
 大口径F1.8の開放からシャープでヌケのよい描写力を発揮します。
 レンズ表面には反射防止コーディング“ZEROコーティング”を施すことで、
 ゴーストやフレアの発生を極限まで低減させました。静止画も動画もスムーズに撮影できる、
 高速&静音のオートフォーカス“MSC機構”を搭載しています。」
 9群10枚(EDレンズ3枚、HRレンズ2枚)によって、軸上色収差と球面収差を補正しています。
 絞り羽根9枚(円形絞り)、最短撮影距離84cm、フィルター口径Ø58mm
 大きさは、Ø64x69mm(最大口径x全長)重さ305g
 オプションのレンズフード「LH-61F」
 オプションの金属製レンズキャップ「LC-61」
そして、オリンパスオンラインショップで予約キャンペーンが始まっています。
これは、3年間の保証を受けられる延長保証サービスに加えて、お買い上げ日から3年間で2回、ピントや絞りなど、指定する項目の診断と各部クリーニングを実施する無料診断サービス付きキャンペーンです。

OM-D E-M5ですが、OM-D本体、関連製品、全て、3月31日(土曜日)発売されました。
オリンパスオンラインショップでは、各モデル通常の販売を受け付けています。

オンラインショップでは、リニューアル記念キャンペーンを実施しています。
「対象期間中に、一回のご注文で5万円以上(税込)(※1)ご購入のうえ、応募された方にOMシリーズまたはPENシリーズのカメラがデザインされたプレミアム切手シート(非売品)をもれなくプレゼントしております。」

非常にマイナーなtipsですが、
OM-D E-M5でフォーサーズレンズをマウントアダプタ経由使用すると、AF精度が今ひとつのようです。
ざっくりとは合っているのですが、ここというピンポイントでは大抵外れています。
そこで、拡大AF機能を使用する方法の紹介と、
禁断の手段かもしれませんが、MFアシスト機能を使用してみています。

特に、Leica D Summilux 25mm F1.4のように明るい大口径レンズの場合には、
位相差AFでもピント合わせが至難だったりします。

同様に、コントラストAFで、明るい日中ですと、コントラストがなかなか付かないことが多いので、
AF合焦は一つの指針(目安)程度だったりします。

S-AF+MFを使用しても、EVFの原寸大表示のままでは、AF合焦以上の精度で、MFで合わせ込むのは困難です。
そこで、拡大してMFという機能が重要となってきます。

Fn2に、拡大AFという、ボタンを押すと、拡大表示する機能がありますが、
この操作を多用していると、撮影動作の流れ=手際の良い操作感を少しスポイルしてしまいます。

但し、この拡大AFの機能で便利なのが、緑の四角で表示されるAF枠の縮小表示です。
通常は、全画面の35分の1がAF枠となりますが、この拡大AF使用中は、
更に、拡大率(5倍、7倍、10倍、14倍)に合わせて、AF枠が縮小されます。
例えば、拡大率14倍にしてあると、全画面の1/35のさらに、1/14の小さな緑の枠がAF枠となります。
その小さな範囲にスポットでAF合焦するようになります。
また、当然ですが、その小さなAF枠のまま、全画面内を移動できます。
ここで、OKボタンを押すと、拡大表示に切り替わり、そのまま拡大中のAFも効くようになります。
なお、AF拡大率は、この拡大表示中に、ダイヤルで変更します。(5倍から、14倍まで)

この拡大AFは、慣れると便利ですし、かなり小さなAFターゲット枠を利用可能になりますので、
AFのままで、精度を高めるのに適しています。
また、MFアシスト機能のように、ピントリングと連動していないので、MFレンズでこそ価値が出て来ます。
なお、拡大AFとMFアシスト機能は排他利用のようで、拡大AF使用中はMFアシストは停止しています。
ある意味、MFアシスト機能の一時停止としても利用できます。

しかし、いちいち、Fn2を押したり、長押しして解除したりしては面倒な場合も多々あります。
そこで、活躍しそうなのが、MFアシスト機能です。
残念ながら、AFレンズにしか使用できませんが、AF合焦に関わらず、
ピントリングを少しでも動かすと、拡大表示(5倍、7倍、10倍、14倍)して、
MFでのピント合わせをアシスト(補佐)してくれる機能です。

詳しくは、E-meisterのMFアシストの説明から。

ただし、コレが最初に搭載されたE-P1の頃は、操作性が悪くて、
再度、シャッター半押ししてAF作動するか、一旦再生などして、MFアシスト状態を解除しないと
ならなかったのですが、最近は進化して、MFアシスト状態になって暫くすると(1秒程度)、
自動的にMFアシスト解除になって、構図を再確認できる=シャッターを押して撮影できるようになっています。
これで、撮影の流れは、スムーズに行えます。
1.通常にシャッター半押しで、AF合焦させる。
2.少しピントリングを動かして、拡大表示させる。
3.MFとして、ピントリングを動かして、とことん、ピントを追い込む。
少し待つ。
4.自動的に、1.のシャッター半押し状態に戻るので、構図を再確認する。
5.シャッターを押し込んで撮影完了。

惜しむらくは、MFアシストのピントリングのキャッチが敏感すぎて、
レンズの絞り羽根挙動などでも、反応してMFアシストが起動してしまい
勝手に、拡大と、縮小を繰り返したりします。
そういったときに、上記の拡大AF機能をオンにして、MFアシスト機能を一時停止するのもあります。

今後の希望としては。
A)MFアシストのピントリングキャッチの反応時間を調整可能にして欲しい。
  あるいは、レンズ自体の絞り羽根動作での誤作動をさせないように対応して欲しい。
B)MFアシストの自動解除時間の指定(0.1秒から、0.1秒刻みで1秒まで、2秒、3秒、5秒など)
をお願いします。

このお陰で、明るいレンズでの日中や逆光でのピント合わせ込みが楽になりました。

現時点で判っているOM-Dのミニ知識。
○拡大時のシャッター半押し機能設定がありますが、標準では、mode1になっています。
mode1:シャッター半押しで、拡大表示をキャンセルして通常画面に戻ります。
mode2:シャッター半押しで、拡大したままAF動作します。
また、この機能は親指AF時にも連動していますので、mode2にしていないと、拡大表示時の親指AF操作ができなくて、使いにくいと思われます。
また、マニュアルフォーカス使用中で、拡大表示している場合にも、このモード設定によって、挙動が変わりますので、構図を直ぐ確認したい方は、mode1、拡大表示したままでピントを追い込みたい方は、mode2を選択する方が良いと思います。

○内蔵EVFのフレームレートは、ピクチャースタイルをi-Finish以外に設定している時に選択できます。
○また、内蔵EVFの高速フレームレートは、フルライムAF設定に優先する。
○さらに、内蔵EVFの高速フレームレート設定は、LiveView拡大表示中は、標準レートに下がる。
○2つのダイヤルの設定が、何も設定変更していない場合、
 A/Sモードでは、前ダイヤルが露出補正、後ダイヤルが、絞り・シャッタースピード。 
 Mでは、前ダイヤルが絞り、後ダイヤルがシャッタースピードでした。 

この配置は今までの機種で設定変更していたのとは逆なので、設定変更しました。 

○Fn2ボタンは、初期設定でマルチファンクションになっていますのが、
 この状態で、トーンカーブ表示されたハイライト・シャドーコントロール機能となっています。
 前ダイヤルがハイライトの調整、後ダイヤルがシャドーの調整となります。
 例えば、ハイライトを下げて白飛びを減らして、シャドーを上げて暗部を持ち上げて撮影が簡単にできます。
○電源スイッチは、E-3のような右下の位置です。 
○デフォルトのピクチャーモードがNaturalですね。 
 これは、上記の高速フレームレートの設定ができる・できないにも関係しているようです。
 できれば、i-Finishのままで、高速フレームレートの設定可能にして欲しいですね。
 次期機種への課題ですね。
○また未確認ですが、撮影後の自動画像表示については、撮影確認を1秒以上に設定しないと直ぐ消えてしまって判らない状況になるようです。
 ただし、9枚連写などの高速連写のためには、OFFか、0.3秒、0.5秒程度でないと表示が負担になりそうですね。

なお、OM-D E-M5の高感度画質向上の点から、オートISO感度の上限はISO1600の標準設定のまま、
ノイズフィルターの設定となる、長秒時ノイズ低減、高感度ノイズ低減はいずれもオフに設定しています。

この記事へのコメント

2012年06月01日 17:18
雲の質感とかしっかり表現されていますね!
素人目には色の表現力も豊かで、なかなかのものに見えます♪
2012年06月01日 23:28
もう紫陽花が…って今日から6月か…^^;
2012年06月02日 00:56
もうアジサイが咲いているのですね。
うちのアジサイはまだまだですよー。
2012年06月03日 21:30
駅員3さん、
なんだかんだ言っていますが、X-Pro1のイメージセンサーの描写力は凄いです。
ただし、フルサイズカメラ並みと言っているので、それに匹敵する厳しさで辛口で批評しようとしているだけです。
問題は、個性のある操作性の今時とは思えない操作感の悪さだけですね。AFが遅いし、合いづらいのは、同じミラーレス一眼の中でも厳しいです。
といって、本物のレンジファインダーのLeica M8/M9の光学ファインダーのキレのある、そして、ピント合わせしやすいファインダーから、ハイブリッドファインダーの光学部分のピントの山が見えない表示で我慢できるかと言えば、EVF部分便りで、心許ないです。

発色は、富士フイルムらしく綺麗で自然ですね。
ただ、自然らしいだかで、見た目の再現性とは違ったりします。
見た感じ、そのままではないのに、不自然ではない、それが、不思議な富士フイルムらしさでしょうか。(笑。

下総弾正くま さん
この写真を撮った次期は、5月下旬ですが、既に、紫陽花ですね。

てんぽく さん、
東京は、そろそろ、紫陽花が咲き出していますね。
ヤマアジサイから、ガクアジサイ、西洋紫陽花(あのキャベツみたいな紫陽花)と、徐々に咲いていきますね。

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