小雨の降る6月16日の午後、X-PRO1に広角XF18mmF2 Rレンズを持って、ご近所散策の後、神田小川町からお茶の水までお散歩してみました。その1
6月19日、火曜日の朝です。
強い台風4号が接近しています。
今に東京は、曇り空で、降っていませんが、今夕には、上陸した台風4号が関東まで達する恐れがあるようです。
既に、暴風圏となる九州には被害が出始めています。
みなさま、お気を付け下さい。
関東でも、今夕には、暴風圏となり、相当量の風雨となると予想されていますので、
ちょうど、帰宅時となりますので、急いで帰るようにしたいと思っています。
さて、Fujifilm X-PRO1をお借りしてほぼ1ヶ月経ちました。
主に、XF35mmF1.4Rレンズを使用して、気むずかしいなりに、スナップにも適した高画質な性能の一端を垣間見せて貰ったと思います。
惜しむらくは、AF性能と、EVF表示の性能です。
AF性能ですが、迷うし、近接に弱いし、動体にはからっきしなAFですが、精度はそこそこありました。
では、マクロに似合うのかとも思いましたが、XF60mmF2.4 R Macroレンズは一団と合焦速度が遅くて、
しかも、マクロ領域と、標準領域を行ったり来たりの大きな迷いも多くて、正直、AFでは使用し難いレンズでした。
以外に快適だったのが、最後に試したフジノンXF18mmF2 Rレンズです。
広角ですが、開放F2なのでそこそこボケて、AF合焦速度も、35mm程ではないですが、まあまあの及第点でした。
ある程度、予測して、早い目のシャッターを心掛けると良い感じで撮れる。
スナップにも使える組合せだと思います。
ということで、X-PRO1一式自体は、既に返却してしまいましたが、
小雨の降ったり、止んだりを繰り返していた6月16日の土曜日に、訪れた神田小川町からお茶の水までの
スナップ撮影からです。
この日、オリンパスの(主に女性向けの)講座の講師で有名な鶴巻育子先生の写真展Brighton - a little different」を拝見しに、神田小川町のオリンパスギャラリーまで行ってきました。
オリンパスギャラリーの写真展情報
鶴巻 育子 写真展 「Brighton - a little different」
デジカメWATCHの写真展情報
ドーバー海峡のイギリス側の付け根にあるリゾート地Brightonで、鶴巻先生が、4ヶ月毎に3回(滞在2週間ほど)の撮影を約1年掛けて撮られた素晴らしい写真の数々を見られる写真展です。
明日20日の15時までと限られているのですが、機会がある方には是非お奨めします。
その後、神田小川町から、ニコライ堂を抜けて、駿河台を通って、お茶の水まで歩いてみました。
今日の写真は、近所のお散歩から、神田小川町、駿河台あたりまでの光景です。
今回の撮影は、Fujifilm X-PRO1とフジノンXF18mmF2 Rレンズです。
1)空は一面の雲ですが、多少模様が見えます
2)
3)シネマ前にて
4)雨粒
5)自転車
6)ピッツァ・イタリアン店前にて
7)交差する人々
8)露に濡れる淡い色の花
9)通い慣れた神田小川町
10)鶴巻先生の写真展を尋ねて
11)オリンパスギャラリー入り口にて
12)鶴巻育子先生に撮らせて頂きました。
ありがとうございます。
13)外に出て
14)小川町の交差点にて
15)見上げて
16)赤く光る
17)とある店の前でのすれ違い。
18)Franziskaner(フランツィスカーナーお茶の水店さん)で
19)大きなドイツビルグラス
20)駿河台交差点にて
<<お知らせ>>
夏のオリンパス新製品の第一弾として、
「ハイグレード・ポートレートレンズ M.Zuiko ED75mm F1.8レンズ」が発表されました。
「ポートレート撮影をはじめ、スタジオ撮影、舞台、屋内スポーツの撮影などに最適な焦点距離
150mm相当(35mm判換算)の単焦点望遠レンズです。合理的なレンズ設計により、
大口径F1.8の開放からシャープでヌケのよい描写力を発揮します。
レンズ表面には反射防止コーディング“ZEROコーティング”を施すことで、
ゴーストやフレアの発生を極限まで低減させました。静止画も動画もスムーズに撮影できる、
高速&静音のオートフォーカス“MSC機構”を搭載しています。」
9群10枚(EDレンズ3枚、HRレンズ2枚)によって、軸上色収差と球面収差を補正しています。
絞り羽根9枚(円形絞り)、最短撮影距離84cm、フィルター口径Ø58mm
大きさは、Ø64x69mm(最大口径x全長)重さ305g
オプションのレンズフード「LH-61F」
オプションの金属製レンズキャップ「LC-61」
そして、オリンパスオンラインショップで予約キャンペーンが始まっています。
これは、3年間の保証を受けられる延長保証サービスに加えて、お買い上げ日から3年間で2回、ピントや絞りなど、指定する項目の診断と各部クリーニングを実施する無料診断サービス付きキャンペーンです。

OM-D E-M5ですが、OM-D本体、関連製品、全て、3月31日(土曜日)発売されました。
オリンパスオンラインショップでは、各モデル通常の販売を受け付けています。

オンラインショップでは、リニューアル記念キャンペーンを実施しています。
「対象期間中に、一回のご注文で5万円以上(税込)(※1)ご購入のうえ、応募された方にOMシリーズまたはPENシリーズのカメラがデザインされたプレミアム切手シート(非売品)をもれなくプレゼントしております。」
非常にマイナーなtipsですが、
OM-D E-M5でフォーサーズレンズをマウントアダプタ経由使用すると、AF精度が今ひとつのようです。
ざっくりとは合っているのですが、ここというピンポイントでは大抵外れています。
そこで、拡大AF機能を使用する方法の紹介と、
禁断の手段かもしれませんが、MFアシスト機能を使用してみています。
特に、Leica D Summilux 25mm F1.4のように明るい大口径レンズの場合には、
位相差AFでもピント合わせが至難だったりします。
同様に、コントラストAFで、明るい日中ですと、コントラストがなかなか付かないことが多いので、
AF合焦は一つの指針(目安)程度だったりします。
S-AF+MFを使用しても、EVFの原寸大表示のままでは、AF合焦以上の精度で、MFで合わせ込むのは困難です。
そこで、拡大してMFという機能が重要となってきます。
Fn2に、拡大AFという、ボタンを押すと、拡大表示する機能がありますが、
この操作を多用していると、撮影動作の流れ=手際の良い操作感を少しスポイルしてしまいます。
但し、この拡大AFの機能で便利なのが、緑の四角で表示されるAF枠の縮小表示です。
通常は、全画面の35分の1がAF枠となりますが、この拡大AF使用中は、
更に、拡大率(5倍、7倍、10倍、14倍)に合わせて、AF枠が縮小されます。
例えば、拡大率14倍にしてあると、全画面の1/35のさらに、1/14の小さな緑の枠がAF枠となります。
その小さな範囲にスポットでAF合焦するようになります。
また、当然ですが、その小さなAF枠のまま、全画面内を移動できます。
ここで、OKボタンを押すと、拡大表示に切り替わり、そのまま拡大中のAFも効くようになります。
なお、AF拡大率は、この拡大表示中に、ダイヤルで変更します。(5倍から、14倍まで)
この拡大AFは、慣れると便利ですし、かなり小さなAFターゲット枠を利用可能になりますので、
AFのままで、精度を高めるのに適しています。
また、MFアシスト機能のように、ピントリングと連動していないので、MFレンズでこそ価値が出て来ます。
なお、拡大AFとMFアシスト機能は排他利用のようで、拡大AF使用中はMFアシストは停止しています。
ある意味、MFアシスト機能の一時停止としても利用できます。
しかし、いちいち、Fn2を押したり、長押しして解除したりしては面倒な場合も多々あります。
そこで、活躍しそうなのが、MFアシスト機能です。
残念ながら、AFレンズにしか使用できませんが、AF合焦に関わらず、
ピントリングを少しでも動かすと、拡大表示(5倍、7倍、10倍、14倍)して、
MFでのピント合わせをアシスト(補佐)してくれる機能です。
詳しくは、E-meisterのMFアシストの説明から。
ただし、コレが最初に搭載されたE-P1の頃は、操作性が悪くて、
再度、シャッター半押ししてAF作動するか、一旦再生などして、MFアシスト状態を解除しないと
ならなかったのですが、最近は進化して、MFアシスト状態になって暫くすると(1秒程度)、
自動的にMFアシスト解除になって、構図を再確認できる=シャッターを押して撮影できるようになっています。
これで、撮影の流れは、スムーズに行えます。
1.通常にシャッター半押しで、AF合焦させる。
2.少しピントリングを動かして、拡大表示させる。
3.MFとして、ピントリングを動かして、とことん、ピントを追い込む。
少し待つ。
4.自動的に、1.のシャッター半押し状態に戻るので、構図を再確認する。
5.シャッターを押し込んで撮影完了。
惜しむらくは、MFアシストのピントリングのキャッチが敏感すぎて、
レンズの絞り羽根挙動などでも、反応してMFアシストが起動してしまい
勝手に、拡大と、縮小を繰り返したりします。
そういったときに、上記の拡大AF機能をオンにして、MFアシスト機能を一時停止するのもあります。
今後の希望としては。
A)MFアシストのピントリングキャッチの反応時間を調整可能にして欲しい。
あるいは、レンズ自体の絞り羽根動作での誤作動をさせないように対応して欲しい。
B)MFアシストの自動解除時間の指定(0.1秒から、0.1秒刻みで1秒まで、2秒、3秒、5秒など)
をお願いします。
このお陰で、明るいレンズでの日中や逆光でのピント合わせ込みが楽になりました。
現時点で判っているOM-Dのミニ知識。
○拡大時のシャッター半押し機能設定がありますが、標準では、mode1になっています。
mode1:シャッター半押しで、拡大表示をキャンセルして通常画面に戻ります。
mode2:シャッター半押しで、拡大したままAF動作します。
また、この機能は親指AF時にも連動していますので、mode2にしていないと、拡大表示時の親指AF操作ができなくて、使いにくいと思われます。
また、マニュアルフォーカス使用中で、拡大表示している場合にも、このモード設定によって、挙動が変わりますので、構図を直ぐ確認したい方は、mode1、拡大表示したままでピントを追い込みたい方は、mode2を選択する方が良いと思います。
○内蔵EVFのフレームレートは、ピクチャースタイルをi-Finish以外に設定している時に選択できます。
○また、内蔵EVFの高速フレームレートは、フルライムAF設定に優先する。
○さらに、内蔵EVFの高速フレームレート設定は、LiveView拡大表示中は、標準レートに下がる。
○2つのダイヤルの設定が、何も設定変更していない場合、
A/Sモードでは、前ダイヤルが露出補正、後ダイヤルが、絞り・シャッタースピード。
Mでは、前ダイヤルが絞り、後ダイヤルがシャッタースピードでした。
この配置は今までの機種で設定変更していたのとは逆なので、設定変更しました。
○Fn2ボタンは、初期設定でマルチファンクションになっていますのが、
この状態で、トーンカーブ表示されたハイライト・シャドーコントロール機能となっています。
前ダイヤルがハイライトの調整、後ダイヤルがシャドーの調整となります。
例えば、ハイライトを下げて白飛びを減らして、シャドーを上げて暗部を持ち上げて撮影が簡単にできます。
○電源スイッチは、E-3のような右下の位置です。
○デフォルトのピクチャーモードがNaturalですね。
これは、上記の高速フレームレートの設定ができる・できないにも関係しているようです。
できれば、i-Finishのままで、高速フレームレートの設定可能にして欲しいですね。
次期機種への課題ですね。
○また未確認ですが、撮影後の自動画像表示については、撮影確認を1秒以上に設定しないと直ぐ消えてしまって判らない状況になるようです。
ただし、9枚連写などの高速連写のためには、OFFか、0.3秒、0.5秒程度でないと表示が負担になりそうですね。
なお、OM-D E-M5の高感度画質向上の点から、オートISO感度の上限はISO1600の標準設定のまま、
ノイズフィルターの設定となる、長秒時ノイズ低減、高感度ノイズ低減はいずれもオフに設定しています。
この記事へのコメント
とても参考になりました。
実は、私は思うところあり、あまりにも稼働率が低い EOS 5Dmark2 を処分しました。
キヤノンのレンズ資産とオールドレンズは、当分のあいだ中古KissX4 でしのいで時間稼ぎをします(笑)
オリンパス機ですが、これも一時8台と増殖したので、リストラで、E-1,E-520,E-5,OM-D の4台体制にしました。
あと、固定レンズの旅カメラを何かひとつ買おうか検討中です・・・・
仕事で東京へ行きました。
連絡しようと思ったのですが、残念ながら台風襲来で、あわてて帰宅しました。
申し訳ありません。
本格的な東京スナップの時間は無かったのですが、昼間に少しだけ東京の中古カメラ店を物色してオールドレンズを買って帰りました(汗)
また、ブログで後日アップ予定ですので、よろしく御願いします。E
写真良く撮れてます~。
東京にいらしていたのに、お会いできなくて残念でした。
X-PRO1は、一にも二にも、レンズ次第だと思います。
今後のAFの改善も、レンズのAF駆動機構の改善も必須と思われます。
画質はいいですね。
そうですか、5D Mark2は処分されたんですね。
私も、先立つものがあれば、5D Mark3に買い換えたいところですが、
今のところは、5D Mark2で満足しています。
ただ、5D Mark3の今後の値下がり次第では、衝動的に買い換えてしまうかもしれませんね。
うちは、フォーサーズは、E-1、L-1、E-5、OM-Dなので、少し整理したいところです。
もし、E-5後継機がでるならば、一気に、E-5、OM-Dも手放すと思います。
今回はお会いできませんでしたが、模糊さんの東京での写真を楽しみにしています。
駅員3さん、
本当に、台風の被害が一部で大変だったようですので、
全国の皆さんのところで、被害がなければと思います。
下総弾正くまさん
はい、写真講座の女子生徒さんたちに絶大な人気を誇る美女先生です。
生憎と、女性向け講座ばかりで、男性が参加できる講座はないのが残念です。
般若坊あん
いえいえ、いつも、訪問できていなくて申し訳ないです。
鶴巻先生は、非常に美人ですね。
ryuyokaonhachioj さん、
台風一過、朝となってみれば、青空も覗いていましたが、風が凄くて、ベランダが大変なことになっていました。
写真をお褒め頂きありがとうございます。